
今回は、2018年6月にドコモから発売されたスマートフォン、「HUAWEI P20 Pro」についてレビューしたいと思います。ドコモでの型番はHW-01Kですね。
抜群のカメラ性能を誇る、HUAWEIのフラッグシップモデルとして多くのユーザーに支持されています。発売当時、「とうとうレンズが3つあるスマホが出た…」と業界に激震が走りました(笑)
僕はこのスマホを2018年の10月くらいに買って、だいたい半年ほど使っているんですが、ひとことで言ってこのスマホ…
めちゃくちゃいいです!!
何がいいって、もちろんカメラ機能がとんでもなくいいのですが、他にも良いところがたっくさんあるので、いくつかのポイントごとに紹介していきたいと思います(^^;
カメラの性能がとんでもなく良い!
まずはなんといってもカメラ性能です。
P20 Proのカメラといえば、驚異のトリプルカメラ(しかもLeica製)、アウトカメラ4000万画素、インカメラも2400万画素、5倍まで劣化なしでズーム、4Kやスーパースローの動画撮影に対応、などなど…
スマホとかカメラに少し詳しい方ならひっくり返るくらいの、超ぶっとびハイスペックなわけですが…
僕のようなカメラに詳しくない素人から見た、P20 Proのカメラのすごいところはズバリこちらです!
「ただ撮るだけでいい感じに仕上がる!」
「夜景めっちゃきれい!」
だいぶざっくり書いちゃいましたが、簡単に述べるとこんな感じ(^^;
以下で詳しく見ていきましょう!

いい感じに仕上がった料理

まず、
「 ただ撮るだけでいい感じに仕上がる! 」とは?
キモは「マスターAI」です!
なんとこのスマホ、カメラを向けた被写体をAIさんが認識して、自動的にその被写体に最適な撮影モードに切り替えてくれるんです。(AIさんていうとstoryとか歌ってる人みたい)
撮影モードは猫、犬、フード、青空、夜景など…19もあるので、だいたい何を撮っても最適のモードが選択されます。動物好きとしては犬と猫がちゃんと分かれてるのがポイント高い!
青空なんかねぇ、もうめっちゃ青くなるよ。真っ青。
ちなみにマスターAIはカメラ設定でオフにもできるので、自然な色合いや質感が好きって方もご安心ください。また、マスターAIの設定がオンの状態でも、撮影するごとにオフに切り替えてとることもできます。

はい次は、
「夜景めっちゃきれい!」ですね。
個人的にはここが前のスマホと比べて一番進化を感じた点でした。
どうやらP20 ProはISO感度というのがとても優れている?らしくそれが夜景撮影のきれいさにつながっているようです。
僕もあまり詳しくなくて申し訳ないのですが、ISO感度というのは「光をどれだけ集めらるか」という数値みたいです。これが高いと、暗いところでもじゅうぶん光を集めることができるので、夜景が明るくきれいに撮れます!
P20 ProはこのISO感度、最大102,400まで対応しているそうです。
僕の以前使っていたスマホ(SONYのXPERIA XZs)が最大12,800なので、差は歴然ですね。これでも発売当初の2017年5月頃は最高峰のスペックだったのに…。スマホってあんまり代わり映えしないようで結構進化してます。
あと補足ですが、先述のAIも夜景撮影に一役買ってます!
夜景モードに自動で切り替わるっていうのに加えて、AIによる手ブレ補正が効いてるんです!
もともと夜景撮影時は手ブレが発生しやすいです。ちょっとまたカメラ用語が出てきちゃいますが、これはシャッタースピードというものが関係しています。
シャッタースピードとは、写真を撮影する時にカメラがシャッターを開いている時間のことです。
これが長いほどたくさん光を集められますが、シャッターが開いている間に被写体が動いたり撮影する自分が動いたりするので、手ブレが起こりやすくなる、という仕組みですね。
昼間は明るいので、一瞬でもたくさん光を集めらるため、シャッタースピードが速くても大丈夫です。逆に夜は暗いので、光がなかなか集まらないため、シャッタースピードが遅くなってしまいます。これが夜景が手ブレしやすい理由なんですね~
解説が長くなっちゃいましたが、要はAIのおかげでブレずにきれいな夜景が撮れるということですね!
電池持ちがいい!
がしがし使っても、余裕で2日は持ちます!
僕はいつも、仕事がある日は通勤の電車行き返りそれぞれ25分、昼休み60分、あとは家に帰ってからちょこちょこと、だいたい2時間くらいはがっつりスマホを使います。使ってない時間も特に電源切ったり省エネモードとかにはしてないです。
用途は主に、ウェブとかSNSの閲覧、bluetoothイヤホンを使って音楽を聴く、メールのチェック、などなどです。
朝100%の状態から24時間使っても、50%を下回ることはそうそうないですね。結果、難なく通常使用で2日持っちゃいます。動画とかゲームをする方はもう少し短くなるかも…。
ただ僕の場合は動画を見たりしてもそこまで急激に減ったりとかはなかったです。
これまた以前使っていた機種との比較ですが、 Xperia XZsは同じ使い方だと1日~1日半が限度でした。
あと!この点もかなり大きいと思うんですが、カメラを使ったとき!
前使っていたXperiaくんは、カメラを起動していると電池が急激に減っていきました…。
僕は旅行などに行ったとき、だいたい数十枚から多いときは数百枚撮るのですが、
「よーし写真たくさん撮るぞぉ(^_-)-☆」
数時間後…
「げっ!電池がもう20%しかない!ゲフォオ」
ということがしばしばありました…(悲)
しかしP20 Proに変えてからはそういったことはなくなりました!
カメラを起動したまま持ち歩いて、気ままにパシャパシャ写真を撮っていても、1日余裕で持ちます。モバイルバッテリーの出番が完全になくなりました(笑)
ただ!上記はあくまで私個人の感想です。
スマホのバッテリーの持ちに関しては、使う人の利用スタイル、頻度、利用アプリ、各種設定、ひいては使用時の気候・温度などによっても変わりますので、あくまで参考程度にとどめてください。
デザイン・サイズ感が絶妙!
先ほどから、僕はP20 Proに変える前は Xperia使ってましたよー、と言ってきました。
実は、スマホはずーっとXperiaしか使ってこなかったんです。
僕は10年以上昔からSONYファンなので、スマホ以外もたくさんSONY製品使ってきましたし、今も使っています。
そんな僕がなぜSONYではなくHUAWEIのスマホに機種変更したのか…。
それは、
Xperiaのデザインがすげぇダサくなったから(危ない危ない)
P20 Proのデザインがとてもかっこよかったからです!
もちろん、上で紹介したカメラ機能や後述のスペックなどにも惹かれたからですけどね(^^)
近年、どのメーカーのスマホも画面の大型化にともなって、いまいちデザインの変化に差が出にくくなってきたかな?と感じている方も多いと思います。
たしかに、一見どのスマホもほぼ全部画面なので、ほとんど一緒に見えます(笑)
しかしよく見てみると、裏面や側面のデザイン、画面側のノッチ(インカメラのところの切り欠き)や指紋認証ボタンなど、けっこう多くの違いがあるんですよ~。

関係ないけど電池少ねぇ
P20 Proは、表面はiPhoneXシリーズに代表されるようなほぼ全画面の液晶、上部にはインカメラのノッチ、下部には指紋認証用のボタンがあります。
ノッチは設定で目立たないようにすることができるので、ノッチが嫌!って人も安心です。自分も上下で対称になっている方が好きなので、ノッチ無しにしています。

裏面は鏡面仕上げになっていて、とても艶があります。本体カラーは2色で、ブルーとブラックです。どちらも高級感があってかっこいい!ちなみに僕はブラックを選びました。
あと、特筆すべきは「裏面のロゴなどの表記が横向き」なことですね!
docomoとHUAWEI、それからLeicaのロゴなどがありますが、これらが全て横向きに書かれているため、カメラを構えるように本体を横持ちするとちょうど読めるようになります。
この機種がいかにカメラに力を入れているかわかるデザインになってますが、横向きのデザインはなかなか他のメーカーでは無いですし、かなりおしゃれですね!
そして程よいサイズ感もこの機種のいいところです!
高さ:約155mm
幅:約74mm
厚さ:約7.9mm
重さ:約180g
iPhoneXsよりは大きくて、XsMaxよりは小さい、くらいのサイズです。重さもこの2つの中間。
ディスプレイが6.1インチの大画面なのでもちろん大きいんですが、わりと薄くてスリムなので、持ちやすくかつスマートな外観になってます。
そこまで手が大きくない方でも問題なく操作できるかと。
個人的には、デザインの良さでiPhoneと勝負できるのは今はギャラクシーかHUAWEIくらいかなぁと思います。
しれっと超ハイスペック!
最後はスペックについて見ていきます。
P20 Proってカメラ性能がオバケなので、各メディアでもカメラが主に取り上げられてますが、その裏でしっかり基本スペックも充実してるんです。
でも「スペックってよく聞くけど、実際何なの?どういう風に判断すればいいの~?」って思う方もいらっしゃると思います。
たぶん僕を含む一般ユーザーが見るべきポイントとしては
- ROMとRAM
- カメラ性能
- ディスプレイの解像度
- 最大通信速度
- その他のお好みの機能(防水、おサイフケータイとか)
くらいじゃないかな?
カメラについてはもう紹介したので、それ以外のところを見ていきます。
まず、P20 Proのスペック一覧(上記の部分だけ)はこちら!

防水・おサイフケータイは全機種対応なので省いちゃいました。
基本的にはどの項目も数字が大きい方が優れている、と考えてもらってOKです。
まずはROMとRAM!
ROMは本体に保存できるデータの容量を表しています。倉庫のようなイメージですね。
これが大きい方が、写真や動画、音楽、アプリなどをたくさん保存できます。なので大きければ大きいほど良いです。余る分には問題なし。
逆にROMが小さいとデータがすぐパンパンになってしまって、写真を撮っても保存できず、毎回古いデータを消さなければいけなかったり、アプリのインストールや更新ができなかったり、本体が動作不良を起こしたりと…ほんとにいいことないです。
P20 ProはROMが圧巻の128GB!他社ハイスペックスマホの倍ありますね。
写真とか動画をたくさん撮っても大丈夫!自慢のカメラを存分に使い倒せます。
RAMはよく作業机に例えられますが、スマホが同時に処理できるデータの大きさを表してます。
つまりRAMが大きければ同時にたくさんのアプリを開いたり、容量の大きなゲームアプリを使ったりできる、ということですね。これもROMと同じように、基本的には大きければ大きいほどいいです。
RAMが小さいとスマホの動きが重くなったり、アプリが勝手に終了しちゃったり、ひどいと電源が勝手に落ちることもあります(汗)
スマホだと、4GBあればじゅうぶんという意見もありますが、最近は高画質で大容量なゲームアプリとかも増えてるので、P20 Proの6GBというのは余裕があって今後使う分にも安心だと思います。
ディスプレイ解像度は、乱暴に言うとどれだけ画面がきれいかってことです。
表で見ると数値的に他の機種に劣っているように見えますが、実際スマホ画面のサイズだと、FHD(P20 Proよりもちょい下)以上の解像度は肉眼で違いを感じるのは難しいです…
だからP20 Proも十分高精細だと思って間違いないですよ!
通信速度は、ネットを使うときの通信の速さですね。他2機種と同水準ですので、現行機種トップクラスの通信速度を誇っています!WebもSNSもさくさく!
このように、P20 Proは隙のないスペックです。隙がないどころか、他メーカーと比べてもROMとRAMに関しては抜きんでています。
スペックに関しては、結局のところ「快適に使える」という部分に直結するので、スマホを選ぶ際は非常に重要な要素です。
また、ハイスペックな機種を買っておけば、年数が経ってもスマホ性能の劣化を感じにくいので、「長く使える」ということもできます。
結論:P20 Proは今買っても後悔しない優良機種
以上、4つのポイントからP20 Proをレビューしてきました。
率直に申し上げて、とても良いスマホです。
もう発売してから1年近く経ちますけど、最新のスマホにも引けを取らないですし、値段もだいぶ下がってきたので万人におすすめしたいですね。
特にカメラに関しては2019年春現在でもこの機種が最高峰、と紹介してる雑誌もあるくらいです。
機種変更を考えている方は、ぜひP20 Proも候補のひとつに入れてみてください!
コメント
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